トイレに入ったものの、あまり長時間出ないと、メルとも相手が危険を察知して逃げるかもしれない。そしたら、仕返しもできないし、通報が無駄になる。そう思ったナギサはトイレから出て、話をしながらごまかした。そして、いよいよ、最初の約束の「フェラ」に。そして、それ以上の行為に進む。服をお互いに脱ぎ、愛撫されている途中だった。急にドアが開き、警察官が入つてきた。ナギサはほっとしたが、男は放心状態。なにがあったかわからないような感じで、逮捕されたという。警察署にナギサも連れて行かれた。出会いがインターネットのチャットであったこと。そして、「フェラだけ逆援」の約束をしたこと。それ以上を男に強要されたのでホテルのトイレから警察に通報したことを話した。「もうなんだかわかんないけど、なんで私が説教されなきゃいけないの、って感じでしたよ。たしかに、援助交際をしたのは私だけど、約束を破ったのは、相手のほうなのに」このケースを整理してみると、〈インターネットで知り合う〉← 〈援助交際の約束(フェラだけ》← 〈約束の範囲を逸脱(本番の強要》← 〈憤慨した女子高生が警察に通報〉← 〈現行犯逮捕〉この逮捕直後だけでなく、ナギサはその後も警察署に呼び出され、事情を聞かれたという。

